私は私だけど、私じゃない
先日、導かれるように宮城県石巻市に行くことになりました。
私の10周年パーティーに参加してくださったレインボーアーティストたみのともみさんからのお誘いです。
魂のリーダーサミットというイベントを開催されるということで、その参加が目的でした。
想定外のハプニングから導かれた明神社
そこからの展開で、近くにある明神社(正式には伊去波夜和氣命神社)の社務所をお借りできることになりました。
この時、私はピンときたんですね。
あ~ここに行くために私は石巻に行くことになったって。
実はその神社の存在は東北の震災当時に聞いていました。
津波にのまれ、その地区は3分の2の方が亡くなられたそうです。
しかし、津波は明神社を中心に渦を巻き、神社の本殿はそのまま残り、そこに避難した約250名の方たちは全員無事だったのだそうです。
私はどうしても正式参拝させてもらいたいと思い、お願いしたところ快諾いただき、宮司さんにこの神社のお話を色々と伺うことができました。
本殿に入ると、歴史ある絵画がたくさん。
その中でも、宮司さんが「この絵たちだけはなんとしてでも残したい」とおっしゃっていた、2つの絵がありました。
一つは馬の絵。もう一つは鳩の絵。
馬の絵は大正時代のものでした。
時は第一次世界大戦の頃。
当時の男性たちは愛する家族を残し、戦地に赴きました。
その男性たちが神社に奉納していった絵なのだそうです。
なぜ馬や鳩の絵なのかというと、帰巣本能がある動物だから。
どこに連れて行かれても、本能で元いた場所に還ってくることが出来る。
当時は生きて還ってきたいなんて言える時代ではありません。
死を覚悟の出征です。
しかしせめて、魂だけでも愛する家族のもとへ還ってきたい。
ふるさとへと戻りたい・・・
そんな想いを込めての奉納品だったとか。
そして兵隊さんたちは、南の島で、日本に残してきた家族が1秒でも長く生きていてくれ、という願いを込めて戦ったのだそうです。
そして。
この日は2018年11月10日。
第一次世界大戦が終わったのが1918年11月11日。
大戦の終了からちょうど100年となる前日にこの話を伺ったことには、とても深いこの場の意図があるな・・・と鳥肌ものでした。
私は私だけど、私じゃない
この明神社は、とても男性的なエネルギーの場所でした。
この、命をかけて大切な人を守るという、男性らしい力強い愛を感じずにはいられず、何世代にも渡り守ってくれた命の繋がりを実感する場所でした。
ここで私が思ったのは、「私は私だけど、私じゃない」という感覚。
私は私!という確かな自己認識を超えた先にあるもの。
それは、気の遠くなるような命のリレーで今の私が存在していて、受け継いだ命のリレーの先頭を走るのが今を生きる私なのだということ。
そう思った時、これはもう、自分と言う存在を本当に神様のように大事に扱わねば・・・という気持ちになりました。
こんなにも愛されている無数の命の結晶なのだから、と。
ご先祖という血のつながりだけでなく、数々の人の手により、今の私たちが存在しています。
10周年のパーティーの「あなたは私、私はあなた」という境界のない世界の実現を経て、壮大な命の川の流れに自分自身がただ存在するという感覚を確認しに行った旅になりました。
今年に入ったくらいから、目の前にもたらされたことは全部受け取る!と決めて、行動してきた私ですが、その結果、とても壮大な何かを受け取りつつあり、まさに想像を超えたところにどんどん辿り着いているような感覚です。
全部受け取る!というのは、お誘いを受けたものは、都合のつく限りお断りすることなく全て行くと決めて行動してきたことが大きいです。
これは本当に自分の枠をどんどん越えさせてくれました。
またその話も書いていこうと思います。
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