自分を大切にして叶えた、45歳での出産。

先日、44歳で2人目を妊娠された方の記事をアップしましたらば、1年ほど前に私のセッションを卒業されたクライアントさんからメールがきました。

「実は私も妊娠8か月です。あの15歳年下の彼との子供です。」

との報告でした。

なんと~!

またまた嬉しいサプライズ報告を頂いたわけです。

天涯孤独で、一人で抱えるしかなかったAさんの人生

私とのコンサルは確か全部で5回ほどで、しかも電話でした。

(当時は単発でコンサルをお受けしていました)

だから、お顔は拝見したことがないんです。

しかし、お声しか知らずにすごい結果を出される方、結構います。

この方もそうです→40代婚活女性が起こした奇跡

つくづく、対面でなくても十分にコンサルは可能だし、有効だと感じているところです。

さて。

話を戻しまして、Aさんは、早くにご両親を亡くし、天涯孤独の身でした。

周りにはもちろん助けがありましたが、そうそう頼ってばかりいられなかった。

だから、一人でがんばり続けていました。

その結果、パニック症となり、ホメオパシーのセッションを受けるために私に連絡をくださいました。

私もパニック症だったからよくわかるのですが、この症状が出る人はみんな「一人で抱えがち」な人です。

相当我慢強く、なんとか自分一人で完結させようとがんばるんです。

ところが、そうすればするほど、パニック症はひどくなります。

体が「一人で抱えるな」とばかりに、誰かに頼らざるを得ない状態を創りだしてしまうのです。

賢いですね、体は。

ですから、話は「パニックをどう治すか」ではなく、「どうやって一人で抱えるのをやめるか」が中心でした。

自分自身を信頼し、周りを信頼すること

エネルギーの循環(与えるばかりでなく、受け取ること)を意識すること

など、じっくりお話していったと思います。

Aさんは、私からの提案をしっかり聞き、行動に移されました。

すると、2回目のコンサル後に、長年できなかった電車での遠出ができるようになり、3回目のコンサル後に15歳年下の彼氏ができたのです!

ええなぁ!(笑)

当時のAさんのご感想をアメブロの方に載せていましたので、よかったらご覧ください。

あきらめたらそこで試合終了だよ

孤独は、「共に生きる素晴らしさ」を知るためのエッセンス

そして、Aさんは彼氏との関係を大切に育んでいった結果、44歳で妊娠、45歳で出産を迎えることになったのです。

めでたい!嬉しい!

人生の早い段階で孤独を経験したAさん。

そのAさんだからこそ、家族がいることの安心感、温かさの価値を十分に感じることができるはずです。

そして、大切にできるはず。

その温かさが、当たり前にあるものじゃなかったから。

一見ネガティブな「孤独」という経験は、「共に生きる」という本当の望みの素晴らしさを知ることに不可欠なエッセンスだったのです。

孤独な自分を粗末に扱うのをやめ、癒し、認め、愛していくと決めたから、その先の願いに繋がった。

そう感じます。

自分を愛していく道筋は、そんな綺麗なものではなく、みんな不器用です。

でも、愛するって決めたら、不器用なりに進んでいくんです。

それでいいんですよね。

高齢妊活に大切なのは、心の余裕

何度も書くんですけども、特に30代後半、40代の妊活に大事なのは「心の余裕」だと私は思っています。

無理に急がず、求めず、ゆったりと目の前のことを大切にしていったら、結果的に恵まれるかもしれない。

しかしその在り方が、高齢の妊活ではなんと難しいことか。

だから、自分への信頼を深める必要があるんです。

自分を信頼していなければ、結果が出ないことが不安でしかたない。

願っていたことが1つ叶ったとしても、自己信頼がなければ形を変えて不安が追いかけてくるばかりです。

そんなパターンを根本から変えるために、婚活や妊活など、「うまくいかない状態をなんとかしようとする活動」があるんだなぁと思うのですよ。

高齢出産は、当然リスクも伴います。

(そもそもリスクのない出産などないですが)

その時に、不安でいっぱいになるのか、不安がありながらも自分の行く先を信頼して腹をくくるのか。

高齢であればあるほど、自己信頼を深めておいた方がいいですよね。

だから、自己信頼を深めた人のところに赤ちゃんが来やすいのかな?という気もします。

心の妊活をお手伝いします

体の妊活に関する情報は、今溢れかえっていますよね。

出産は体ありきですから、一番大事なのは体です。

しかし、体に問題がないのにできない人がいるのはなぜ?

一概には言えませんが、心の余裕がないこと、つまり、ストレスが多すぎる可能性が大いにあるわけです。

実際に、心が楽になり、ストレスが減り、元気な赤ちゃんを迎えることができたクライアントさんはたくさんいらっしゃいます。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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