これで合ってますか?と聞きたくなる気持ち。

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こんにちは、奥敬子です。

私のセッションをお受けいただいて、視点が変わり、行動が変わり、人間関係がとてもよくなっていくケースは非常に多いわけですが、その「行動を変えたこと」に対して、「これて本当に合っているのだろうか??」と不安になる方はたくさんいます。

そして私に「これで合っていますか?」と確認されることになります。

ついつい「正解」を誰かに教えてほしくなるその気持ち、本当によくわかります。

私自身、「誰かの正解」を漠然と追い求めていたから。

でもその「誰か」は結局わからなくて、(観方によればそれは親が正解だって言うことなのかもしれないけど)「私自身の正解」を内側に聴くようになってからは、周りを本当に気にしなくなったんですね。

「これで合っていますか?」と私に聞かれても、本当の正解はご本人にしかわからないんです。

でもね、これで合ってるのかな?と思うってことは、今までと違う行動を選んでいるということで、それは紛れもなく成長した証じゃないでしょうか?

今までにはとれなかった選択肢を選んでいる。

いきなり大正解じゃないとしても、新たな選択をしたこと自体、正解じゃないでしょうか?

結局、正解も不正解もなくって、自分で選んだことを自分で「正解だった!」って思えるように生きていくってだけのことなんですよね。

「自分の常識、他人の非常識」と同じように、「自分の正解、他人の不正解」かもしれません。

でも自分を生きるのに一生懸命になると、他人から観たら不正解かもってことにはあまり捉われなくなってくる気がします。

しかしここでもバランス。

「人は関係ない!」って切ってしまうのではありません。

まず自分の気持ち、どうしたいのかを大切にした上で、どうやって人と繋がっていくのか。

ここに、深い自己肯定感を感じるプロセスがあるのです。

すべては人と繋がりたい、人を愛したい、という気持ちが、根底にあるがゆえなんだと思います。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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