配ろう!「価値を感じる券」

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こんにちは。奥敬子です。

私のクライアントさんには、「一人で抱え込んでしまうパターン」を卒業して、周りの人と調和しながらうまくいくプロセスを体験していく方が多いです。

そんな中の1つのケースで、私うまいこと言ったな!(笑)と思った表現があったのでシェアしたいと思います。

一人で抱え込んでしまう人って、「周りに迷惑をかけたくない」と思ってますよね。

私がパニック症だった時もまったく同じで、迷惑をかけたくなくて一人で抱え込み、頼れずにいました。

でも、パニック症はひどくなって出張に行けず、結果大迷惑みたいな。苦笑

そんなこともあったんです。

現在、継続セッションを受けてくださっているAさんも、一人で抱え込んでしまう頑張り屋さん。

そこでこんな話をしました。

「人の役に立つことって、みんな望んでいますよね?

なぜかというと、自分に価値を感じるからです。

本当は何もしなくたって、存在しているだけで価値があるんだけど、それはとりあえず置いておいて、やっぱり役に立てたって思う時って嬉しいですよね?

一人で仕事を抱え込んでしまうっていうのはね、その価値を感じる権利を独り占めしてしまっているようなもんなんですよ。

周りの人の分までやっちゃうのは、その権利を奪ってしまっているということなんです。

だから、Aさんの周りの人にその権利を与えてあげてくださいよ。

Aさんの役に立たせてあげてください。

役立たずって言葉がありますが、役立たずは周りの人に価値を感じる権利を与えているかもしれませんよ。

ってことは、本当は役立たずではなくて、役に立っている。

つまり役に立たない人なんて、この世にいないんです。きっと。

”価値を感じる券”を毎日配るようなつもりで、お仕事してみてください。

今まで独り占めしていたものを、周りに配るようなイメージです。」

お話した時のまんまではありませんが、このような主旨のことをお伝えしました。

そして、セッションから2週間ほど経った今、Aさんからメッセージをいただきました。

「価値を感じる券」本当に名言ですよ!

奥先生は本当に言葉を上手に使われるなと感心してしまいます。

これをイメージしながらやると、今までのどこか申し訳ないという気持ちがうすれ…というか、もうとてつもなく良いことをしているんじゃないだろうかという気になったりします^_^

今まで、「自分のやり方がなんだかんだ言って一番だ」とどこか思っていたのですが、人に任せると意外な視点が見えてきますね。

いいなとか、ナルホドなと思うポイントを見つけると、人に任せることは単に楽になるだけではなく、自分のためになるのだなと思いました。

これも少しずつ余裕ができてきたからこそ、感じられているのかなと思います。

価値を感じる券を素晴らしく有効に使われていて素晴らしいと思いませんか?

とーっても視野が広くなっておられますよね。

「一人で抱え込み病」(勝手に命名)って日本人に多いと思います。

ここから不調に発展している人も多々いるような。

(私もその一人だったので)

思い当たる方は、ぜひ「価値を感じる券」を周りに配ってみてくださいね。

それでもブレーキかかる方は、その前に踏むプロセスがあるかも。

ぜひ私に会いに来てください!

 

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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