自分への信頼とストレス

ご訪問ありがとうございます。奥敬子です。

最近、私は愛犬こころちゃんのしつけレッスンを通して、これまた信頼関係について考えさせられました。

犬にとっては、私はボスです。

ボスが頼れる存在であることで犬は安心する。

ところが私はこころちゃんにストレスがかからないように・・・ということばかりを気にかけて、かなり自由にさせてやっていました。

それは昔飼っていた犬への罪悪感からというのもあったと思います。

昔の外で飼っている犬ってみんなそうだったと思うけど、基本的につなぎっぱなしで散歩に行く時だけ動ける。

子供の頃に飼っていたゆきという雑種の犬は、よく脱走していました。笑

とてもたくましい子で、今思うとかなり冒険的な犬生を送り、余生はのんびりと過ごせたんじゃないかと思います。

16歳まで生きましたしね。

しかし、私なりに大人になった今、申し訳ないことしたなぁと思うことがたくさんあって。

それを目の前にいるこころちゃんに投影して甘やかすという・・・苦笑

つまり、私のエゴで甘やかしていただけです。

それでも特に表面的には問題ないです。

だけど、私は愛犬とも深い信頼関係でつながりたい。

だから、自由にさせる時とさせない時を作り、私がボスであることをわからせるトレーニング、私がボスらしく振る舞うことなどを今やっています。

つまりこころちゃんにもストレスをかけるってことです。

最初は見てるのがつらかった・・・

でもそれを始めてからちゃんと乗り越えるこころちゃんを見ていてより愛おしくなったし、信頼関係も深くなってきたと思います。

でね。

これって自分に対してもそうだなぁと思いましたのです。

ついついストレスのかかることは避けようとすることってありますよね。

ストレスとうまく付き合うことはとても大切なので、むやみやたらにストレスを抱えるのはもちろんNGだと思います。

しかし、乗り越えるべきストレスってあると思うのです。

例えば、やりたいことがある時、それを実現するにはいろんなプロセスを通らないといけなくて、忍耐も必要になってくる場合だってあります。

だけど、本当にやりたいことなのであれば、がんばれちゃいますよね。

当然その時にストレスがあると思うのです。

でも、その「ストレスを乗り越えられる自分」が前提にあれば、ストレスってかかっていいものになります。

「ストレスに弱い自分」が前提だと、避けたいのに避けれないジレンマのようなものでイライラしたりもします。

実は私自身にこの「ストレスに弱い自分」が前提にあったなぁとさっき気づきました。笑

普段、あまりストレスを感じないような生活スタイルだからこそだったりもするのですけどね。

もちろん、普段ストレスをいっぱい抱えている人は、減らすように考えてください。

ただあまりにストレスなさすぎもバランス悪いという話です。

自律神経のバランスでいうと副交感神経が優位に働きすぎるとアレルギー疾患を発症しやすくなるという安保徹先生の理論もあります。

ゆるみすぎるとアレルギーになるというのは納得の話です。

軽くストレスをかけるために、私にとってブログを書くのはとてもいいことです。笑

ついでにセミナーの資料も一気に仕上げてしまおうと意気込んでおります。

やりたくてやってるセミナーですから。

その準備にかかるストレスが問題になるわけがない。

と、「ストレスを乗り越えられる自分」という前提に変えたら思いましたよ。

kokoro

物覚えがよくてとてもおりこうさんなこころちゃんです。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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