外見は嘘をつかない。

先日、自分に目覚めるワークショップを昨年修了されたみなさんのフォローのグループコンサルを開催しました。

ワークショップが終わってからも、いろんなことを分かち合い、自分の今ここの位置を再確認する機会を作らせていただき、喜んでいただいています。

対照的な二つのタイプ

いつもワークショップといえば、バラバラなエニアグラムのタイプが一堂に会するのですが、今回はなぜかタイプ3が二人、タイプ6が二人、という対照的な性格の方達が集まることになりました。

上のイラストは当日のZOOMの画面をイラストにしたものです。

上段の真ん中は、私です。(若めに描いてるのは見逃してください笑)

タイプ5のウィング6というタイプです。

5だけど、6の性格もちょっと入っているよ、という意味になります。

そして、私の両サイドの方がタイプ6のウィング5。

5と6という同じ性質を持っている三人なので、どこか雰囲気が似ています。

決して派手なタイプではなく、あまり前に出る人たちじゃないんですね。

控えめで、優しそうで、どこにでも馴染めるような、普通さがいいところ。

人に嫌われることを恐れるのですが、どう考えても嫌われるようなタイプじゃないっていう。笑

黙っていても、その良さが滲み出ているタイプ6のお二人なのです。

一方、下段の二人がタイプ3。

お二人のウィングが違うので少し雰囲気は違いますが、明かなタイプ3としての共通点は「華やかさ」です。

特に派手な格好をしているわけでもないし、静かに存在しているだけなのに、なんだか存在が派手。笑

もうね、画面からもそれが伝わり目を引くのです。

もうこのタイプ3にしかない華やかさは、努力して得られるものではなく、天性のものなんですよね。

この差があまりにも歴然と画面に表れていたので、思わずイラストにしてでも伝えたくなりました。

少しでも伝わるといいのですが・・・!

参加されたタイプ6の方は、タイプ3の存在感を目の当たりにして「あぁ、別の人にはなれないんだな。私は私でしかないんだな」と実感したとおっしゃっていました。

私も同じようなことを思いましたね。

人それぞれの存在の個性って自分で知らないうちに滲み出ているし、そこに強い自我が働かない限り、純粋な愛として伝わるものです。

働いちゃうけどね!自我!

滲み出る存在の個性

つまりね、「外見は嘘つけない」と言いたい。

だから、エニアグラムのタイプって外見だけで、だいたいどのタイプかわかってしまうのです。

タイプ診断したり、色々話を聞くよりも、最初のお顔の印象が一番正しいことが多い。

(それでも決めつけることはできませんが。自分でタイプを納得することが重要なので)

もちろんメイクや服装で変身することはできるのでしょうが、それを超えたところに目に見えない存在の個性があります。

存在は飾れません。

それが表情やオーラのようなもの。

エニアグラムを深く追究するようになって、それがよ〜くわかるようになりました。

ちなみに頭では自分に嘘つけると思うんですよ。

「私はこういう人間(のはずだ)」って。

(エニアグラムをこういう自己暗示に使ってしまうケースもあるので要注意)

それが、本当の自分ではなく、理想化した自分だったり、卑下した自分だったり、いろんな形でズレていたりすると、どこか苦しくて、でもなんでかわからなかったりする。

だから、エニアグラムのタイプで偽りのない自分の性格がわかるのは、本当に大きなことだと思うわけです。

体も嘘をつけない

外見と同じで、体の感覚も嘘つけませんよね。

心と体は密接な関係です。

緊張で胸がドキドキしたり、心が傷ついて体が重くなり起き上がれなくなったりなど、人によってそれぞれですが、心の状態に体は正直に反応します。

いくら頭で「緊張してない!」と言い聞かせたって、心や体をコントロールするのには限界があります。

自分の心を捉えるのが難しくても、体の反応をよ〜く見てみれば今の自分のことがよくわかります。

肉体で感じる感覚こそ、あなたの正直な感覚です。

何かにときめく、何かに嫌悪する。

それを肉体で感じてはいませんか?

もし、自分のことがよくわからないなら、その体の反応に意識を向けてみるといいと思います。

ときめきの感覚、ジーンとする感覚、オエッとなるような気持ち悪い感覚、はらわた煮えくりかえる感覚・・・

意外とスルーしてませんか?

体感覚をスルーすることで、実は逃してしまっている「直観」もあるのです。

「体」「心」「頭」の3つのセンターがバランスよく働いていてこそ、人は健全。

まぁ健全じゃなくても生きていけますけど、このバランスが整ってくると人生が豊かに感じられるのは間違いないと思います。

特に思考優位の方はぜひ、肉体の感覚を大切にすることをお勧めします〜

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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