こんなんじゃダメだ!とお尻に火がついた50代が3ヶ月で6キロ減【タイプ9】

個人コンサルやワークショップを受けてくださっているさゆりさん(仮名)。

先日、3ヶ月ぶりにお会いしました。

私が先にお店で待ってたのですが、入口から入ってこられた時に「あれ?こんなに小さかったっけ?」ちょっとした違和感を感じました。

さゆりさん「実は〜3ヶ月で6キロ、スルスルと痩せたんですよ〜」

そう言われてみると肌艶も良く、顔も細く小さくなってて、二重も前よりクッキリしている!

「前回のコンサルで本当に今の自分でいいんだって意識が変わって、ある意味開き直るようになってから、どんどん変わっていきました」

とのこと。

一体、さゆりさんに何が起こったのでしょうか?

詳しく解説してみたいと思います。

お尻に火がつかないと動けないタイプ9

まず、話は少し遡り、この3ヶ月前のコンサルティングの時のこと。

「弱みを才能にしていく」をテーマにお話をいろいろ伺っていました。

さゆりさんはなんでもサッと手をつけられない億劫な自分を弱みと感じていました。

なんでもギリギリに追い込まれないとできないのだそうです。

このギリギリ感は、他のタイプが想像するよりもはるかにギリギリです。笑

いや!ギリギリと言うか、それはもうほぼアウト!みたいなところまで何もしないタイプ9も多いです。

これはタイプ9の大きな特徴なんですね。

詳しく伺っていくと

「仕事なんかでは解決策が漠然としていると、後でいいかとなってしまうんです」

平和主義のタイプ9らしく、みんなが納得する否定されない方向を見出したい。

だからこそ、方向性を定めるのがとても苦手なのだということでした。

時間が経って、選択肢がだんだん減ってきて「もうこの方向でやるしかない!」となった瞬間、動き出すのだそうです。

まずい!となった途端に突然集中力を発揮し、一気に片付けてしまう。

「お尻に火がついてやっと本気モード」

これがさゆりさんの大きな特徴です。

過去の成功体験を伺っても、ギリギリだ〜!となって集中してうまくいくパターンでした。

ギリギリ × 具体的 = 成功

これがさゆりさんが一番うまくいく自分だけの成功法則です。

「なんだ〜!それでいいのか!」

さゆりさんは目から鱗が落ちたようでした。

今までは「お尻に火がつくまでやらない自分」をダメだと思ってきたんですね。

これが世間の基準を採用して自分を責めてしまうということです。

だから、私はコンサルティングで世間とは違うその人だけの才能を活かした成功法則を見つけたいんですね。

そういうものはだいたい「ここだけはもう自分の欠点でどうしようもない」と思っているところに眠っているものなんですよ。

「私は私でいい」というセルフイメージの変容

「私は私のやり方でいい」と自分を深く認めたさゆりさん。

さゆりさんはとても穏やかでノーと言わない性格なので、職場の上司からも気軽に仕事を振られて困っていたそうです。

だけど、この後、「これ私じゃなきゃダメですかね?」とやんわりと断ることができたそうで、他の人に仕事が回っていきバランスが良くなっていったそうです。

言わなきゃわからないことってありますからね。

タイプ9って、ノーを言わないから別に平気なのかなと相手が思って、どんどん負担をかけられてしまうってことあるんですよね・・・

タイプ9の穏やかさに周りはいつも助けられていますから、たまには堂々と断ってほしいと思います。

そのほうが結果的には周りのためにもなるはずですからね。

というわけで「私は本当に私でいいんだ」と腑に落ちたさゆりさん。

ここが大事なポイントですが、「私は私でいい」と思えるとセルフイメージが上がるんですよね。

今までどうしようもないダメだ、と思っていた自分が、輝いて見えてくるわけですから、そりゃイメージが変わります。

すると、自然にそのセルフイメージに沿った行動、言葉になっていくものなんですよ。

だから、無理やりセルフイメージだけ上げようと思っても無理で、ちゃんとネガティブな部分から見ていってあげないといけないんです。

このコンサルの直後からさゆりさんはダイエットを始めました。

すぐに2キロ痩せて、結構いい感じ♪と思っていたのだそうですが、実は友人たちに会っても痩せたことに気づかれなかったそうです。

その時にみんなで写真を撮ったそうなんですが、そこに写っていた自分をみて、思ってたほど痩せてなかった現実を目の当たりにしたそうで。

そこで「これじゃダメだ!」とお尻に火がついたそうです。

それまでも何度もダイエットはしてきたそうですが痩せられなかった。

それは自分に甘かったからだ、という現実を受け入れたのだとか。

そこから集中してストイックに食事制限と水泳で筋力をつけることでスムーズに痩せていったのだそうです。

「ありのままの現実を受け入れる」ということも、ある程度セルフイメージが高くないとかなり難しいんですね。

さゆりさんは「痩せるに値する自分」になったからこそ、現実を受け入れ、それを変えようと動けたのだと思います。

報告してくれるさゆりさんには自信がみなぎっていて、「平和に生きていけたらそれでいい」と言っていた3ヶ月前とは別人でした。

すると周りの人も変わっていったそうです。

飲みに出かけるのが好きなさゆりさんですが、以前はご主人が嫌がるので遠慮していたところがあったそうです。

それが最近ではさゆりさんが残業終わりに一人でも飲みにいっちゃうバイタリティに感心し、「いいんじゃない?」と時々飲みに出かけることに肯定的になったそうです。

(自分をそのまま認めるとパートナーの態度が変わるケースは数えきれないくらいあります)

また仕事を振ってきていた上司も「自分でやり方を覚えるから教えて」と言うようになったとか。

以前は「やってもらえたらいいのになぁ」と思っていただけだったのが、「こうしてほしい」と自ら発信していくようになったことが功を奏しているようです。

セルフイメージが変わってからいい出会いも続いているようで「見た目も自分で選ぶんだ」という気づきを得られ、ファッションやメイクも楽しみ始めているそうです。

痩せて、昔の服が着れるようになったら、「これは私のなりたい私じゃない」と気づき、自分の「好き」がだんだんわかってきたのだとか。

痩せたことで安心して終わっているのではなく、なりたい自分をとことん追求し始めたところがすごいです!

タイプ9の方は、周りの人との一体感を大切にして生きているので、自分の個性に鈍感なところがあるんです。

それが、どんどん見えてきていて、自分で自分の願いを叶えてあげられるようになっていっています。

タイプ9はありのままの自分を深く認めると、タイプ3のように「なりたい自分になる」という目標に向かって生きられるようになるのですが、さゆりさんそのまんまですよね。

私もあまりの変容に驚きつつ、やっぱりタイプ9はのんびりほんわかしているようでやるときゃやる人だわ!と本当に嬉しくなりました。

しつこいですが、突破口は「こんな自分じゃだめと思っているところ」です。

自分の中のダメな自分、ネガティブな気持ち、そういった陰陽でいう「陰」の扱い方次第で人生は変わります。

それをこうして証明してくださる方がたくさんいて、本当に誇らしく思います。

今後また他のタイプの方の変容ストーリーも書きますね。

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「内容が濃い!」と大好評なので、ぜひ受け取っていただけたら嬉しいです^^

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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