ゆるんだ人からうまくいく。
「ゆるんだ人からうまくいく。CDブック」をご存知ですか?
私は佐藤先生からの紹介で知ったのですが、2016年の出版された当時に、時空力ファンのかたの多くが購入されたのではないでしょうか。
私の人生で一番感動して大号泣した本といえば、真っ先にこの本をあげると思います!
そのくらい、当時から素晴らしい本とCDとして認識していたのですが、昨年末あたりに自分自身がずいぶんゆるんできたなぁと思うようになってこの本の存在を思い出し、再び手に取ってみたんです。
そしたら、今回はまた全く違うところでしみじみ納得したんです。
当時はゆるむってどういうことかなんて、まったくわからなかったんですよ。
でも、号泣したってことはその瞬間、すごいゆるみが起こっていたってことですよね。
以下、本から引用させてください。
「余分な力」とは、自分とはこういうものだ、という固定観念、また、こうでなければいけない、こうすべきなどと自身を縛っていた価値観、つまり、「余分なわたし(自我)」が解放され、ゆるみはじめるのです。
すると、「わたし」の背後に控えていた「存在」(いのち)の力が湧き上がってくるのです。そのとき、あなたは眠っていた潜在能力に腰を抜かすほど驚くことでしょう。
タケノコでたとえるならば、これが自分だと思っていたものは、ただの皮だったということです。タケノコは成長するにつれて、皮が1枚、2枚、3枚と抜け落ちていき、最後に「芯」が出てきます。
その芯こそ、「ほんとうのあなた(存在)」です。
知らずにためこんでいた余分な価値観や思い込みという皮を脱ぐことで、史上最高の自分が内側から出現するのです。
存在の力が湧き上がってくる
私が以前に読んだときは読み流し、今回ずいぶんと書いている意味がわかるようになっているのがこの部分でした。
上記はCDを聴いてゆるむとこうなるよ、という説明なのですが、「余分なわたし(自我)」が解放されゆるみ始めた先に、「存在の力が湧き上がってくる」というところに目が釘付けになりました。
これは以前こちらの記事に書いたことがあるのですが、昨年亡くなった父から感じた「存在エネルギー」のことだなぁと思ったのです。
亡くなる前の半年間、話すこともほとんどできなくなり、ただそこに寝ているだけになってしまった父に、私は不思議と気の毒とは思いませんでした。
状況的には気の毒で、実際きっと辛いこともあったはずです。
だけど、何もできなくなった父から感じられたのは、「ただそこに存在している」という紛れもない事実と、その存在が発する純粋なエネルギーでした。
これが人の本質なのかもしれない、とその時感じていたんです。
元気だった頃の父がいつも私に与えてくれていたどこまでも平和な空気感やリラックス感は、「存在の力(いのちの力)」として、さらにパワフルに溢れ出てきていました。
この本を手に取り、そんな父の姿を思い出したんですよね。
というわけで、今改めて読むのがおすすめな「ゆるんだ人からうまくいくCDブック」でした。
存在エネルギーという本質を私にわかりやすく感じさせてくれた父には、また改めて感謝がわきます。
本領発揮の道へ
自我を受容し、その先の「存在の力」まで知っていくこと。
それは今ここにゆるむことに繋がり、その自分でこそ本領発揮の道が浮き上がって見えてきます。
自我を知り、存在の本質までが感じ取られるようになってくるという理由で、みなさんに学ぶことをお勧めしているのがエニアグラムなんですよ。
現在メルマガとLINEの読者さん限定でお申し込みいただいた方たちに、「エニアグラムベーシック講座」として、1月から半年コースを開講したところです。
先日、第一回目が終了しましたが、本当に楽しかった!!
「これ、本当に人生で役に立つから学んでみて!」という純粋な気持ちで行動するのが、一番私らしく、いつもうまくいく秘訣です。
こういう講座は、知識をしっかり準備した上で、私が空っぽになり、その場で必要な言葉を紡いでいくという形で出来上がります。
春頃には、新たに「エニアグラムベーシック講座」を開講する予定なので、またエニアグラムについてもたくさん書いていきたいと思います。
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