突き抜ける前ほど迷うもの

人生で迷うことって、誰にでもありますよね。

特に突き抜ける前こそ、最大級に迷う。

そんなことの方が多いと思います。

私の迷いは”内なる自分”から離れたことから始まった

実は私、今年の8月に体調を崩して3日間入院しました。

(急性病だったので、今は回復しています)

免疫がガタ落ちになってたからこその病気で、なぜそこまでになってしまったのか?ということについて納得がいかず、退院後もモヤモヤしていました。

不摂生していたわけでもなく、無理していたわけでもなかったんですよね。

そういう状況だったので、私の一大事を心配してくれた周りの人たちから、たくさん助言をもらいました。

本当にどれだけ支えられて今の私がいるのかを、ひしひしと感じた入院でした。

ところが、その直後に私は大迷走。苦笑

いろんな人の助言を受け取っては「そうか!お祓いすればいいのか!」とか、「そうか!しなくていいのか!」とか、他にも色々・・・苦笑

面白いほど見事に右往左往しましたよ!

1ヶ月くらい、自分でも何がしたいねん!という状態でしたね〜

そこまできて、ハッとしたのです。

「私、自分がすごく薄くなってしまってる…」と。

そういう時って「うっそ、いつの間に!?」って感じですよ。

でも確かに、私がアドバイスに対してどう感じるのか?よりも、「この人の言うことだから」ということを優先して、自分の内側を通していなかったんですね。

そんな「自動反応」を繰り返していました。

それは体調を崩す前から始まっていたんです。

人生の主導権は誰のもの?

今現在の私にとって、影響の大きい人と言えば、時空力を私に教えてくれた佐藤由美子先生です。

佐藤先生のコンサルを受ける度に、意識が変わって現実化が起こっていた私は、いつの間にやら

「佐藤先生の言うことに間違いはない!」

という信念が自分の中で出来上がっていました。

自分以外の大きな存在に委ねたくなるのって、なんかわかりません?笑

しかし、他者が中心になると、「内なる私の言うこと」は抑圧してしまうことになるのは当然のことです。

アドバイスに納得し、行動しようとした時に、実は内側で何か引っ掛かりを感じていたとしても、「言われた通りにやる!」と押し通してしまう。

(私は押し通してしまえるくらいの意志の力があるとも言える…)

でもそれを無自覚に続けてしまうと、自分との信頼関係は崩れてしまうんですよね。

そしてそんな風にやれなんて1ミリもアドバイスされてない。そもそも。笑

あくまでも、佐藤先生のアドバイスに「私がどう感じ、どう考え、どうしたいか?」が中心で、コンサルを受けているはずだったんですよ。

それがいつの間にやら、すっ飛ばしてしまって、外側の大きな存在に答えを求めてしまっていました。

おいおい、今さら、そうなるか?と抜け出した今なら思うのですが・・・

とにかく自分から離れてしまっていることに気づき、ハッとしたというわけです。

そりゃ、免疫落ちるわ!と腑に落ちました。

自分にしか答えはわからない

そこから。

丁寧に丁寧に、「本来、人生の主導権を握っている内側の自分」と対話していきました。

さらに、体に意識を向けることも大事にしました。(体は正直だから、体の言うことを聞くのも大事)

そうこうしているうちに、8年くらい前にはまっていたエニアグラムに、再びはまりました。

(エニアグラムってなに?と言う方はこちら)

自己受容が格段に深まることを体感しました。

個人コンサルにも取り入れることで、おもしろい展開になっています。

そこに至るまでのこの5年弱、私は「時空力コンサルに徹底する」という姿勢でやってきました。

(おかげでたくさん望みを叶えてきました)

時空力の創始者である佐藤先生は「型を教えない」という姿勢を貫かれてます。

自分と繋がり、クライアントさんの話をしっかり聞けば必ず答えは見つかるから、型は必要がない、という姿勢。

その世界観に納得&感動し、今まで取り組んできましたが、実は…

本当の私は型にはめるのが大好きだった!と気づきました。爆

私が以前やっていたホメオパスは、クライアントさんの困っている症状と「同種」のレメディー(砂糖玉)を選ぶのが仕事です。

「この人がはまってしまっている型は何か?」を精査し、同種の波動で共鳴を起こして、とらわれから解放するという治療法がホメオパシーなのです。

同種がうまく選べると、本当に嘘のように治るのです。

8月に入院した時も、ホメオパシーが劇的に効いて、回復が早く、あっさり退院できました。

あ、ちょっと話がそれました。

自分としっかり繋がった結果、出てきた答えは「そもそも人は型にはまってしまっているから、どんな型にはまってるか、感じて認めていくことをみんなとやりたい」

というものでした。

エニアグラムは人をタイプで見分けます。

表面だけ見ると、占いっぽく思えるかもしれないのですが、実はとても深い自然の法則が隠れています。

(ホメオパシーとも繋がっていきます)

人の心も自然の一部なんだ、と思わざるを得ない、そんな感じなんです。

みんな何かに欠乏感を持って生きていて、それが無意識の反応として出ていて、心の揺らぎを作り出し、行動の動機になり、人間関係を作っている。

何に欠乏感を持つかが、タイプによって違います。

これが非常に興味深い。

ここ数年は、型にはめるのが好きな自分を抑圧し、型にはめない素晴らしさを賞賛し、やってきました。

でも、「型にはめる」も「型にはめない」もやっぱり表と裏です。

私は「型にはめないという型」にはまっていましたし。笑

表だけでも、裏だけでも、わからない。

両方の体験があって、進化した自分のスタイルとして統合できるのです。

結局、自分の体験を通して、本当の答えに辿り着くしかないのですね。

そんな自由度の高まった個人コンサルのことをこちらでご紹介しています

「自己受容」と「自己肯定」の土台を積み上げよう

そして、佐藤先生は、教わった通りにしない私を、「それでいいんですよ!」と言ってくれてます。

さすがやなぁ、やっぱりついてきてよかったなーと思いましたよ。

メソッドとご本人に、ズレがないところが、本当に卓越しています。

学びは大切ですが、それに対してどう感じ、どうしたいかは自分に聞かなきゃわからない。

というわけで、これからも確立された自分を尊重しながら、周りと調和していく道を歩みます。

でね、ここにきて益々確信するのは、自分と繋がるために10秒スイッチは素晴らしい、ということ。

今回私が迷いの中から、早い段階で突き抜けられたのも、10秒スイッチをやっていたからなのは間違いないです。

「シンクロちゃん」をまだ読んでない人がいたら、ホント読んでください!頼む!笑

本当に深く体感して、知ってほしいと思います。

そこで「自己受容」と「自己肯定」の土台ができたら、その上に何でも乗せられますよ。

この土台だけで、実はとても奥が深くて、ここにエネルギー循環の源泉があると私は感じています。

それが愛とお金の流れに象徴されていく・・・

私の場合は、今のところ、その土台にエニアグラムを乗せることで、おもしろいことになってます。

いろいろ乗せてみたらええねん、と思っています。

そして会う人会う人、型にはめまくったるぞー!笑

意外とみんなハマってない?

あなたにも影響力の大きい人がいると思います。

しかし「その人の言う通りにしたらうまくいく」のではありません。

「その人の言うことを受け取ったあなたが何を思い、どうしたいのか?」

そこにしか、答えはありません。

意外とみんなハマりがちなパターンじゃない?と思いましたが、どうですかね?

自分を確立して生きるって、とても爽快で、堂々としていて、居心地のいいことです。

人との比較に苦しむこともなく、ただ目の前のやることに集中できる。

それだけ自分を大事にできるから、当然、対人関係も余裕で居られる。

かと言って、気持ちが揺れなくなるわけじゃないけど、「どんな状態になってもリカバリーできるから大丈夫」といつも思っている。

ずっと伝えてきていることなんですけど、いくらでも深さってあるものですね。

一歩一歩、深めながら、今後も言葉を綴っていきます。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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